『子育てが落ち着いてきたから、短時間パートを始めたい…!』
そう決意したものの、面接の際に必要な「履歴書」や「職歴経歴書」に躓くママは多いのでは?
特に今までに働いたことがないママやブランクが長いママは、何を書いたら良いのか分からず困ってしまうかも…。
そこで今回は、専業主婦向けの履歴書と職歴経歴書の書き方をご紹介します。
履歴書と職歴経歴書とは?
履歴書と職歴経歴書の違いをご存じですか?
それぞれの役割と基本的な書き方を解説します。
履歴書の役割と基本的な書き方
履歴書とは、氏名・住所・学歴など応募者のプロフィールをまとめた書類です。
履歴書はフォーマットが決まっているので、その項目に従って記入していきます。
具体的には以下のような項目を記入します。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 学歴・経歴
- 保有資格
- 趣味・特技
- 本人希望欄 など
パートであれば履歴書のみでOKなケースが多いため、職歴経歴書の提出は求められないかもしれません。
職歴経歴書の役割と基本的な書き方
職歴経歴書とは、過去の仕事の内容や実績をまとめた書類です。
履歴書にも職歴を書く欄はありますが、職歴履歴書は職歴をさらに細かく記載していきます。
過去の仕事でどれだけの実績を上げたか、その仕事で何を得たのか、具体的にどのようなスキルを持っているかなど細かい内容となります。
職歴経歴書には、履歴書のような決まったフォーマットはありません。
一般的には以下のような内容を記載します。
- タイトル
- 日付
- 氏名
- 職務要約
- 勤務先企業
- 職務経歴
- スキル
- 保有資格
- 自己PR
自分なりに工夫して職務経歴書を仕上げていきましょう!
【働いたことがない・ブランクがあるママ向け】履歴書・職歴経歴書の書き方のポイント
中には学校卒業すぐに結婚して、それからずっと専業主婦だったママもいると思います。
「今まで働いたことがないし受からないのでは?」「ブランクがあるから不安」と不安に感じているかもしれません。
そこで、働いたことがないorブランクがあるママ向けの履歴書・職歴経歴書の書き方のポイントを4つご紹介します。
履歴書には、中学校卒業以降から現在までの学歴・職歴・育児や専業主婦期間などを時系列で記入します。
結婚を機に退職した場合は、該当する年に「結婚に伴い退職」と記入し、ブランク期間は「専業主婦として家事・子育てに従事」と書きましょう。
学校卒業後すぐに専業主婦になった場合は、最終学歴のすぐ後ろに「専業主婦として家事・子育てに従事」と書けばOKです。
専業主婦期間も堂々と履歴書に書ける項目なので、嘘をつかずに正直に書きましょう。
過去に一度でも働いていた経験があるママは、履歴書に企業名を書くだけでなく、具体的にどのような仕事をしていたのか記入するのがおすすめ。
採用担当者は、過去の職歴やスキルを見て「この人は何ができそうか」を判断するケースが多いからです。
過去に1度でも働いたことがあれば、職歴経歴書に書く内容にも困らないでしょう。
専業主婦の間にしていたことをアピール
今まで一度も働いたことはないママは、履歴書の自己PR欄や職歴経歴書に書くことがなくて困ってしまいますよね。
そこで、専業主婦の間にしていたことをアピールしましょう。
「PTAで会計を担当していた」「自治体・町内会の班長をしていた」など、仕事に関係ないことでも履歴書や職歴経歴書に書くことができます。
専業主婦の間に資格を取得していた、習い事をしていたなどの場合もアピールポイントになるためぜひ記載しましょう。
特別な職種を除いて、パートやアルバイトであれば職歴はそれほど重視されません。
それよりも採用担当者が見ているのは志望動機や自己PR欄です。
なぜその会社を受けようと思ったのか、志望動機を具体的に書きましょう。
例えば、「料理が好きなので」「人と接することが少ないので」などの志望動機がおすすめです。
採用担当者はその人の人柄を知りたいため、長所についてもしっかりと記入してくださいね。
今まで働いたことがなかったりブランクが長かったりすると、どうしても「履歴書に書くことがない」「きっと落ちるだろうな」とネガティブになりがち…。
もちろん職歴やスキルはあったほうが有利なことは間違いありません。
ただし、スーパーやファミレスなどの短時間パートであれば、勤務時間などの条件が合っていて人柄に問題がなければ採用されることが多いため過度な心配はいりません!
面接担当者も人間なので、「この人はうちの会社に合いそうかな」「みんなと馴染めそうかな」と考えながら面接をしていることが多いです。
専業主婦の間にしていたことをアピールし、志望動機や長所などを丁寧に記載することであなたの人柄を伝えましょう◎
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