日本の離婚率は、欧米を超える勢いだと云われています。
毎年3組に1組、2組に1組の夫婦が離婚しているのです。
日本では年間70万組が結婚している中で、
1/4が夫婦のいずれかが再婚だったり、あるいは両方が再婚者です。
- 子連れ再婚の離婚率
- 子連れ再婚する時の覚悟する気持ち
- 子連れ再婚で玉の輿だった人はいるのか?
今回はこの3点をご紹介していきます!
子連れ再婚の離婚率はどれくらい?
子連れ再婚の離婚率は初婚同士の夫婦と比べて1.4倍も高い!と云われています。
その主な理由は
《性格の不一致》
離婚の代名詞のように言われるのが、この性格の不一致というもの。
当たり前といえば当たり前ですよね?
育った家庭環境や習慣などが違う2人が結婚するわけですから、相手の考え方や行動に違和感を感じたり、付いていけないなども起こり得ます。
結果、性格の不一致となるのでしょう。
《お金の価値観》
これも育ってきた家庭環境が大きく影響しているかも知れません。
- よく考えてから物を買う倹約家
- お金に無頓着
など、お金の使い方があまりにかけ離れていると、お金の価値観が問題になるでしょうね。
子供でもいようものなら尚更、お金の使い方は独身のころのようにはいかないはずです。
お金の使い方に関して、夫婦がお互いにしっかり話し合うことが望ましいです。
しかし、自分の価値観を押し付けたり、両者が自分の考えを譲らないようになると離婚の2文字が浮かぶことになります。
2人の考え方をしっかり話し合わないといけませんね。
《パートナーと連れ子の不仲》
連れ子問題はすごくシビアな問題です。
私の知り合いで女子中学生だった子の母親が再婚し、新しい父親ができたときその父親に馴染めず「本当のお父さんじゃないのに」と言ってしまったという人がいました。
子どもの気持ちを考えると、子連れ再婚は本当にして良かったのかと悩んだといいます。
お互いの気持ちが決まっていても、まず子供との関係を密にしていくことも必要かも知れませんね。
《授かり婚》
子供ができたから結婚という夫婦も多いですね。
しかし、こういうカップルは離婚率も高いといいます。
- 10代では80%以上
- 20代では約60%
- 30代では約20%
以上のような離婚率があります。
授かり婚が離婚に至ってしまう原因とはなんだったのでしょうか。
「お互いが納得の上での結婚ではない」
子供ができたため「必要に迫られて」の結婚ということです。
簡単に産まない選択をしないだけマシかも知れませんが、「ちゃんと育てていける状況か?」
或いはその状況にしていく努力をするという気持ちがあれば、子連れ再婚もありかも知れません。
子連れ再婚する覚悟をしたときどんな気持ち?
これは前述した離婚理由と関連する問題でもあります。
子連れ再婚に関しては、
- 片方に子供がいる場合
- 両者が子連れの場合
いずれにしても、子供という存在がいれば結婚は当人同士の問題ではないのです。
パートナーと子供、子供同士の関係など、必ずしもうまくいくとは限りません。
当人同士が結婚の意思があるなら、お互いの子供も含めての話し合いが必要です。
「みんなでこれからは1つの家族になる」
ということを何度も話し合うことが重要でしょう。
親同士の覚悟、子供同士の覚悟が必要になってくるということですね。
子連れ再婚で玉の輿?
結婚相談所などの統計では、素朴で地味に見える女性がお金持ちと子連れ再婚して玉の輿にのったというケースは多いのです。
その理由の一つに
「一緒にいて落ち着く女性が好きだから」
「家庭を守ってくれそう」
「温和で優しそうな女性」
お金持ちの男性の大半の意見です。
このように見える女性を、無意識に選んでいる傾向があるというのです。
会社経営で仕事に追われ大変な毎日を送っている男性にとって、このような女性が癒しになっていると考えられます。
ほっとできる人が良いんでしょうね。
子連れ再婚でも玉の輿に乗れる女性には、「多くを男性に求めない女性」ということが共通しています。
「子持ちの私でも良ければ…」という謙虚?さが必要かも知れません。
まとめ
今回は、子連れ再婚の離婚率は高いのかについての情報をお伝えしてきました。
- 一番はやはり子供との関係を深めること。当人同士が仲良くなるより難しい
- 初婚同士の結婚と違うので、幾度の話し合いを重ねた上での結婚が望ましい
- 子連れ再婚でも玉の輿に乗れる女性は、謙虚で多くを男性に求めない女性
夫婦になろうとする2人と、子どもとの関係は「人対人」として尊重し合うことができれば、
子連れ再婚でもきっとうまくいくのではないでしょうか?
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