「うちの子、あんまりご飯食べてくれなくて…」
「うちも!野菜嫌いでホント食べてくれない」
子どもの食わず嫌いで悩んでいるママは多いようです。
野菜が嫌いという話はよく聞きますものね。
そこでここでは子どもの食わず嫌いについて
- 子どもが食わず嫌いになる原因
- 子どもの食わず嫌いを治す対策
以上の情報をお伝えしていきます!
子どもの食わず嫌いの原因は?
子どもが食わず嫌いになる原因は、いくつかあります。
- 味が嫌い(苦い・すっぱいなど)
- 食感が嫌い(グニャっとしてる・ドロッとしてるなど)
- 見た感じが嫌い(見た感じ気持ち悪い・嫌なものと連想する)
- トラウマ(食べたあとに嫌なことがあった・怖いことがあったなど)
- 食べる工程がめんどくさい(魚の小骨を取る工程など)
などなど、すべての子どもがこうと決まっているわけではありませんが、比較的多い傾向といえます。
しかし、これらのことは特に問題視する必要はないと思われます。
なぜなら、『子どもに好き嫌いがあるのは当たり前だから!』です。
1の「味が嫌い」というのも、子どもって甘い物などは大好きじゃないですか?
アイスクリームとか飴、プリンなどは機嫌よく食べますよね。
これってそう教えたわけじゃないですものね。
個人差はありますが、
自然と子どもの中で「甘いものはおいしい」と本能的に思っているのです。
野菜のような苦みがあるものは、本能的に「これはおいしくない!」と感じているのです。
本能的においしいと想っているものと違うと、受け付けないということになるようです。
それにより、2~5にかけての原因もこのような本能によるものと考えられます。
子どもの食わず嫌いを治す対策はある?
あります!
一番、大きなポイントとなる対策は『ママがイライラしないこと!』です。
子どもが食わず嫌いで、何を上げても「いらない!」と受け付けてくれないと悲しくなったり、イライラしてしまったりしますよね?
実はこれが子どもの食わず嫌いを悪化させる原因にもなり得るのです。
なぜか?
それは『ご飯を食べるとママが怒る』と想いこんでしまうからです。
子どもは自分が食べないのが原因だなんて、知る由もありません。
ただ「味が嫌だから食べないだけ」「グニャっとしてるから食べたくないだけ」だからです。
要するに人生経験少ないわけですから、食の好みもまだしっかり決まっているわけではありません。
私たちのようにもうほとんどの食材の味を知っているわけではありませんよね?
いわゆる、子どもはまだ『グルメ』ではないのです。
そのことを踏まえて、食わず嫌い対策として次のようなことを心掛けてみましょう。
大人でもそうですが、人が食べている様子って見ていると「おいしそう」と思いますよね?
そんなにお腹が空いてなくても、おいしそうに食べている人を見ていると「一口ちょうだい!」って言いたくなるなど、ありませんか?
そういう刺激を子どもに見せることです。
果物でも何か一口ママが頬張って「うーん、おいしい!」って言ってる顔を子どもが眺めていたらこっちのもの。
「食べる?」って聞いてみてください。
底から食事を初めても良いと思います。
- の続きでも良いので、子どもがパクっと食べたら「わー!おっきなお口開けたねー!すごーい!モグモグしてるー!おいしそー!」という具合です。
例えばゲーム感覚で「これ、食べれる?」といって食べ物をつまんで見せて子どもの口に持っていったところで、子どもがお口を開けたら急いで手を引っ込める。
2回くらいやって3回目にパクっと食べさせたら「あー食べられちゃったー!早いねー」とやってみるのです。
ただし、やりすぎると泣き出してしまうので、手を引っ込めるのは2回までが良いでしょう。
食材を擬人化するってどういうことか分かりますか?
食べ物を生き物に例えて喋らせるのです。
例えば、ピーマンが嫌いな子どもにピーマンを箸でつまんでテクテク歩いているように動かして子どもの前に持っていき「僕はピーマンっていうんだ!うまいんだぞー!知らないだろう」って喋らせるということです。
できればママも楽しんでやってみてください。
子どもが大好きなお肉と一緒に踊らせるようにして見せるのも面白いですよ。
これもやりすぎると食べることが遊びの一種になってしまうので、そこのさじ加減は難しいかも知れませんが、「これを食べると元気になれるからいっぱい食べてあげようね!」という風に食べる意識に向かわせる工夫をしてみましょう。
女の子の場合は割とママと一緒にお料理することも多いでしょうね。
女の子でも男の子でも、作る楽しさを覚えて貰えたら食べることは割とすんなり食べてくれるようになります。
自分で作ったと思うと、「食べなきゃ」という気になるということでしょう。
パパやおじいちゃん、おばあちゃんにも食べてもらって「おいしいね!凄いね!」といってもらえたら、凄く嬉しいと思うのです。
自然と好き嫌いもなくなり、そこから料理好きに発展する可能性もあります。
子どもの成長に大いに貢献できる方法です。
まとめ
今回は、子どもの食わず嫌いについてお伝えしてきました。
- 子どもの好き嫌いは当たり前!実はおいしいということに気付かせる工夫が大事
- 遊びになりすぎない程度に、食べることの楽しさを工夫しよう
- 子どもと一緒に料理するは、食わず嫌いを治す最強の方法
大切なのは、ママがあまり神経質にならないことです。
食べないことに悩むとその気持ちが焦りになるので、子どもはそんなママの気持ちを敏感に察してしまいます。
外遊びをたくさんして、お腹を空かせるというのも方法ですよ。
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