『他の家がどのくらい貯蓄しているのか気になる』
『うちの貯金額は平均よりも多いの?少ないの?』
そのような悩みはありませんか?
どんなに親しいママ友にも、貯金額がいくらかなんて聞けませんよね。
そこで今回は、「ママたちの秘密の貯金額」と題してみんながどれくらい貯金しているのかを調査しました。
世帯主が40歳未満の平均貯蓄額は708万円
はじめに、2人以上の世帯の貯金額を見ていきましょう。
総務省が行った「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、2020年における2人以上の勤労者世帯の平均貯蓄額は以下の通りです。
世帯主の年代 | 平均貯蓄額 |
40歳未満 | 708万円 |
40~49歳 | 1081万円 |
50~59歳 | 1703万円 |
60~69歳 | 2384万円 |
70歳以上 | 2259万円 |
全世帯の平均貯蓄額は1791万円、40歳未満に絞ると708万円という結果となりました。
世帯主が40歳未満の場合、700万円前後の貯蓄があれば平均的に貯金できているといえそうです。
ただし、上記の貯蓄額には預貯金だけでなく有価証券や生命保険も含まれています。
シングルマザーの貯金額は39.7%が50万円未満
続いては、シングルマザー(母子家庭)の貯金額についてご紹介します。
厚生労働省が行った「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると、シングルマザーの貯金額は以下の通りです。
50万円未満 | 50~100 万円未満 | 100~200 万円未満 | 200~300 万円未満 | 300~400 万円未満 | 400~500 万円未満 | 500~700 万円未満 | 700~1000 万円未満 | 1000万円 以上 | 不詳 |
39.7% | 6.6% | 10.6% | 4.9% | 4.5% | 1.7% | 3.8% | 1.4% | 4.2% | 22.8% |
出典:①(クレジットなし)平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果
貯金額について、シングルマザーの39.7%が50万円未満と答えています。
この結果から、母子家庭はなかなか貯金に回せていない現状が伺えます。
掲示板やSNSでママたちの貯金額を調査!
家計調査報告などから大体の貯金額は分かったものの、あくまでも平均額なので実際の貯金額は家庭によってバラバラです。
そこで、続いては掲示板やSNSで見つけた貯金額の実態をご紹介します。
◎20代後半、世帯収入:1,200万円、貯金額1000万円
我が家は子供3人の20後半夫婦で、
世帯年収1200万(夫婦ともに同じくらいの年収です)、貯金1000万の住宅ローン月約10万です。
出典:平均世帯年収と貯金額 | ママの交流掲示板 | ママスタコミュニティ
◎アラフォー世代、世帯年収:不明、貯金額100万円
2人子供が専門学生になり、今年コロナの波を受け給料減で、貯金崩す生活。ない貯金がさらに減って100万を切りました。
出典:みんな本当の貯金額教えて。うちは | ママの交流掲示板 | ママスタコミュニティ
◎世帯収入:不明(共働き)、貯金額120万円(年間)
共働きで子供2人、年間の貯金額120万円。
出典:Twitter
◎世帯年収:不明、貯金額3,300万円
自分と子供の貯金で3300万
旦那のは知らない
出典:みんな本当の貯金額教えて。うちは | ママの交流掲示板 | ママスタコミュニティ
このように掲示板やSNSを見ても貯金額はさまざま!
「住宅ローンの返済や子供の教育費で、貯金額が大幅に減ってしまった」という声が目立ちました。
自分と旦那さんの貯金は分けていて、旦那さんの貯金額は把握していないという声も。
貯蓄の目安は可処分所得の20%
「毎月どのくらい貯金に回すべき?」と悩んでいる方は多いと思います。
貯蓄額の目安は、一般的には可処分所得の20%といわれています。
世帯収入が40万円の場合は、毎月8万円を貯金に回せればOKということに。
とはいえ、適正な貯蓄額は各家庭によって異なります。
家族の人数、家族構成、備えているライフイベントなどによって必要なお金は変わってきます。
将来どのようなライフイベントが控えているのか、何のために貯金をしたいのかを明確にしておくことが大切です!
まとめ
今回は公的機関が発表している貯金額、掲示板やSNSから収集したママたちの貯金額をご紹介しました。
2人世帯以上の場合、40歳未満の平均貯蓄額は708万円となっているので1つの目安にしてみてはいかがでしょうか。
他の家庭はあくまでも他の家庭です。
将来的に必要なお金や無理のない貯蓄ペースは各家庭によって異なるため、他の家庭と比較して焦りすぎる必要はありません。
無理のない範囲でコツコツと貯金していくことをおすすめします。
コメント