共働きで子育てをしていると、忙しさと日々の子供の成長に気の抜けず心と体への負担は大きくあります。
とくに新生児から1人でいろいろなことができるようになる小学生くらいまでは、「子育てで一番大変な時期」と言うママが多くいます。
そのような大変な時期に、子育てを手助けする支援を受けられたら嬉しいですよね。
この記事はこんな人におすすめ
- 仕事と育児の追われて毎日がつらいと感じている人
- 子育てで一番大変な時期を乗り越える方法を知りたい人
- 子育て支援のサービスを知りたい人
本記事では、共働き家庭で利用してほしい自治体と民間の支援サービスについて紹介していきます。
子育てで「大変すぎる」時期とは
子育てで「大変な時期」と感じるのは、人によって違います。
その中で多くの人が一番大変な時期と感じるのは、0歳から3歳ごろという意見が多くありますよ。
- 寝る間も休む暇もほどんどない0歳~1歳
- イヤイヤ期が始まる「魔の2歳児」
- 心と体がぐっと育つ3歳ごろ
幼稚園や保育園に通い出す2歳や3歳は、知恵や語彙力が増し自我が芽生えて、成長著しい年ごろです。
イヤイヤ期やナゼナザ期に突入したり自己主張も強くなったりと、手を焼くのもこの時期です。
成長が嬉しい反面、赤ちゃんのころよりも自意識が強くなるので、「大変な時期」と感じやすいでしょう。
共働き子育て支援で大変な時期のしんどいを解決する
共働きで頑張るママパパにとって、大変な時期である乳幼児期に、利用できるサービスがあれば使いたいですよね。
ここからは共働き子育ての家庭におすすめの、行政と民間の支援サービスについて紹介します。
現在日本では、国を挙げて子育てをする共働き世帯への支援に取り組んでいます。
そのため、仕事と子育てで大変な時期に便利に利用できるサービスがたくさんありますよ。
自治体・行政の支援やサービス
内閣府主導の子育て支援は様々あり、全国の自治体でも多岐に渡って共働き家庭をサポートしています。
特に待機児童問題には積極的に取り組んでおり、自治体側でも保育園や一時預かり施設などを充実させる動きがありますよ。
行政支援のメリットは、民間支援よりもリーズナブルな料金で専門家のサポートを受けられることです。
申請の手続きや受理されて実際に利用できるまでに少し時間がかかるので注意してくださいね。
ここから、主な支援を紹介します。
子育て支援パスポート事業
自治体が発行する「子育て支援パスポート」を使って、家事代行サービスや遊園地などの施設の割引が受けられるサービスです。
お住まいの自治体のHPから登録することで、協賛店舗のサポートを受けられますよ。
サポートの内容は自治体によって異なるので、ぜひHPを確認してみてください。
ファミリーサポート
会員になることで、育児や介護を会員同士で助けあう、互助会のようなサービスです。
援助を受けたい「依頼会員」と援助をしたい「援助会員」がおり、サポートセンターに申し込むとマッチングしてくれます。
主なサポート内容は、依頼会員の子供の預かりです。
仕事だけでなく、冠婚葬祭や買い物などで外出する際の預かりもしていますよ。
育児支援ヘルパー
母子手帳を交付された後から生後6カ月以内の子供を持つ家庭におすすめのサービス。
自治体によって詳細は変わりますが、基本的に育児と家事の手伝いをするためにヘルパーを派遣してくれます。
専門知識を持つヘルパーは、産前産後のママを助ける心強い存在になりますよ。
とくに初めての出産や頼れる家族が近くにいないママにおすすめです。
他にも双子や三つ子を持つ家庭に寄り添う「多胎児家庭支援」や「病児保育」など、心強いサポートもあります。
共働きや専業問わず、自治体の支援は受けられるので積極的に利用しましょう。
こちらのサイトでは、住んでいる地域のこども園や保育園などの情報を探せます。
政府が運営するサイトで、子供の入園施設を探すだけでなく一時預かりや病児保育の施設の情報を調べられますよ。
2020年と2021年の2年連続で「共働き子育てしやすい街ランキング」の総合で1位の松戸市。
ランキングの理由は何と言っても、子育て家庭への手厚い支援が挙げられます。
妊娠出産のサポートから幼児から中学生までの預かり施設や子供食堂など、共働き家庭へのサポートが充実しています。
国基準の「待機児童ゼロ」を6年連続で実現し、地元の企業や施設とも連携して「仕事をしながら子育てがしやすい街」を実現していますよ。
民間支援・支援サービス
民間企業の中でも、子育てを支援するサービスはたくさんあり、多くの家庭で利用されています。
自治体と提携している企業もあるので、子育て支援パスポートや補助金の対象の施設やサービスもありますよ。
ここでは、共働き子育て家庭におすすめの支援サービス紹介します。
子育てタクシー
一般社団法人全国子育てタクシー協会が提供する、妊婦さんや小さい子供を持つママパパの外出をサポートするサービスです。
協会が主催する「子育てタクシードライバー養成講座」の課程を修了した、専門のドライバーが乗車しています。
お出掛けの際に荷物が多くなった場合や子供の保育園や塾などの送迎など、欲しいタイミングの送迎をしてくれますよ。
事前にHPから登録しておけば、全国どこでも加盟しているタクシー会社から利用ができるのでチェックしてみてくださいね。
子育てシェアAsmama(アズママ)
全国7万人以上が登録し、モノや予定などをシェアし、子育て中のママパパがお互いに協力し合うサービスです。
アプリに登録することで、全国の子育て中の人と送迎や託児、お出掛けやお下がりの貸し借りなど、多くのことをシェアできます。
多くの自治体とも提携しており、サービスの範囲も広がっています。
子供を預けたり送迎する人を同じアプリを利用する知り合いや資格を持つ「ママサポ」に依頼ができるのも、安心ポイントです。
他にもコミュニティや交流イベントなども行っているので、趣味やご近所さんとつながることもできますよ。
登録は無料なので共働きで大変な時期に人手の支援を受けたいなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
家事や育児の代行サービス
多くの共働き家庭で利用されている代行サービス。
家の掃除や買い物だけでなく、乳幼児から小学生の子供のシッターなど、多くのサービスが展開されています。
フルタイム勤務やシフト勤務など、なかなか自分の時間や子供や家族の時間が取れない人におすすめです。
子供や家族との時間を確保したり、自分の時間を作ったりできますよ。
家事代行サービスについては、こちらの記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
他にも、子供の習い事を広く全国展開している「ウィズダムアカデミー」は、送迎サービスをしています。
忙しいママやパパの代わりにお家と教室の送迎をしてくれるので、フルタイムで働く人でも安心ですよね。
民間で子育てを支援するサービスは多岐に渡り、乳幼児から中高生まで子育てを支援しています。
自治体の支援と併せて、ぜひ民間のサービスを利用してみてくださいね。
【まとめ】支援を受けて子育ての大変な時期を乗り越える
いかがでしたか。
最後に本記事で紹介した内容をまとめます。
- 共働き子育てで大変な時期は0歳~3歳ごろと感じるママが多い
- 共働きの家事や子育ての負担は支援を受けると軽減できる
- 子育て支援は行政がするものと民間企業が行うサービスがある
とくに家事分担がうまくいっていなかったりワンオペ育児になっていたりする場合には、積極的に支援を受けましょう。
仕事で忙しい時の家事代行やシッターを利用することで、大変な時期を乗り越えられますよ。
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